埼玉県環境科学国際センター機関リポジトリ(個別情報)
■ ID 1201
■ 種類 学会発表
■ タイトル 粒子状炭素成分測定におけるアーティファクトの影響検討
■ 著者 長谷川就一    埼玉県環境科学国際センター
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
■ 出版元 (社)大気環境学会
■ 出版年 2010
■ 誌名・巻・号・年 第51回大気環境学会年会、平成22年9月10日
■ 抄録・要旨  粒子状物質中の炭素成分測定は熱分離法で分析するため耐熱性のある石英繊維フィルターを使用するが、石英がガス状有機物を吸着し、有機炭素(OC)を過大評価する(正のアーティファクト)ことから、これについて検討した。粒子をテフロンフィルターに捕集し、その後ろで通気した石英繊維フィルターを分析した結果、未加熱のフィルターの吸着量を1とすると、300℃加熱は1.32倍、450℃加熱は1.33倍、900℃加熱は1.37倍となっており、加熱温度の高い方が多くなる傾向であった。しかし、未加熱のフィルターの吸着量は、ブランクの2.3倍となっていたことから、未加熱でもガス状OCをかなり吸着していた。ただし、吸着したOCは試料空気中に元々存在しているガス状OCに由来するものと、テフロンフィルターに捕集された粒子状OCの一部がその後の通気により揮発したガス状OCに由来するものの合計であると考えられる。
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